砂の十字架(後編)


 とんでもない、最悪の状況だった。
 白兵戦──それも、このホワイト・ベースの艦内でとは!
 ここまで、無謀な作戦を仕掛けてくる敵がいるとは思わなかった。
 いや、思いたくなかったのかもしれない。それは甘い判断だったろうか?
 だが、そんなことに留意している場合でもなく、それ以上に余裕もなかった。
 敵が乗り込んでくると判明《わか》った瞬間、勝手に走り出していた。
 我知らずうちに、戦いにも慣れていっている。
 立ちこめる硝煙と傷ついた敵味方の血の匂いにすら、慣れて……。
「──アムロ…ッ」
 アムロが敵兵と揉み合っているのが、視界に飛び込んできた。それも伸しかかられるようにアムロが押され、不利だ。
 駆け寄ると、銃口を敵兵の頭に押しつけ、無造作に引金を引いた。重く鈍い手応え──それで終わりだ。鮮血と脳漿が飛んだが、気にも留めなかった。
 むろん、敵兵は即死し、その場に崩れ落ちた。
 アムロが驚いたように見上げてくるのは無視する。
「ガンダムをセイラと替われ。第二ブリッジの敵をガンダムで撃退する」
「ど、どうやって?」
「ブリッジを壊していいっ!」
 アムロの返事を待たずに駆け出していく。
 次の、何人か目の敵を排除するために……。


 そうして、かち合う敵の数も減ってきた。元々、敵の数も多くはなかったらしい。さもなくば、所詮、白兵こそズブの素人集団のWBなど、簡単に制圧されていた。
 敵の生き残りが集結していると報告のあった第二艦橋に向かう。
 その直前で、前を走っていたリュウが角を曲がった途端、
「セイラッ、退け!」
 そして、銃声! セイラが敵兵に捕まったのか?
 援護しようと、角を飛び出した瞬間、リュウが被弾した。
「リュウッッ!!」
 セイラと俺の声が重なった。
 それでも、リュウはライフルを撃ち続けた。セイラが敵兵に何か叫んだようだが、その音に消された。
 二人が邪魔で、俺の位置からは撃てない。とにかく、走る。
 だが、敵兵は艦橋に転がり込み、ドアをロックしてしまった。
 膝をつき、呻くリュウを目の端に捉えながらも、
「アムロ、第二ブリッジを占拠された。撃破してくれ!」
 了解、のコールがあり、次いで、ドアの向こうで爆音が轟いた。衝撃にドアも軋む。
 その間に駆けつけたハヤトらとドアを抉じ開ける。
「あ…!」
 見事にブチ抜かれた隔壁の向こうにはガンダム。
 二、三名の斃れた敵兵。
 そして、重傷を負った壮年の士官……。
〈ランバ・ラル!〉
 直感以外の何ものでもなかろうが、確信した。
 だが、ラルらしき士官は手榴弾を手にしていたのだ。
〈しまった…っ〉
 不用意すぎた。俺の他にも、メイン・パイロット連中が揃っている。むざむざと、道連れの絶好の機会を与えたようなものだ。
 だが、士官は不透明な自嘲気味な笑みを浮かべたのだ。
「……君たちは…、立派に戦ってきた……。だが、よく見ておくのだな。兵士の運命が、どういうものか……!」
 手榴弾のピンを引き抜くと、躊躇わずに抱え込んだまま、破壊部から、身を躍らせる!?
「戦いに敗れるということは……・・、こういうことだーっっ!!
 絶叫は爆裂音に、かき消される。
 強烈な照り返しの中、誰一人動けなかった。
 受け止めようとしたガンダムの手の上で、ランバ・ラルは自爆したのだ。
 だが、茫然とした俺たちを正気に戻すか如く、連続的に砲撃があった。敵部隊のベースが突撃してきたのだ。
 破壊部の向こうでガンダムが動いた。投じられたビーム・ジャベリンがギャロップのエンジン部を貫き、大爆発を起こす。その衝撃は傷ついた艦をも揺るがすほどだった。

 ──そして、何とか凌いだらしいと解するのにも、幾らかの時間を要した。

「……リュウ…っ」
 我に返り、破壊された第二艦橋を飛び出す。付き添っていたミライが呼んだのだろう。丁度、担架で運ばれようとしているところだった。
 改めて見ると、相当の深手に思えた……。


 惨憺たる酷い状況だった。
 数少ない敵は艦の奪取を目的としたらしく、機関室までは襲われなかったので、何とか飛行は可能だが……。
 敵を撃退したものの痛手は深い。艦も傷ついたが、何より、人的損害が大きすぎた。艦の損傷は応急処置で切り抜けられるとしても、処置を施す人員そのものが極端に減じれば、話は違ってくる。
 正にホワイト・ベースは満身創痍だった。
 それでも、傷つき、疲れた体に鞭打っても、進むしかない。働くしかない。戦うしかない。
 死にたくなければ……。

『戦いに敗れるということは、こういうことだっっ』
 ランバ・ラルの最期の叫びが頭から離れない。
 そうだ。
 あれは明日の俺たちの姿なのかもしれないのだ、と……。


 焦るばかりで、修理は一向に捗らなかった。
 そんな時、重傷のリュウが病室を抜け出し、艦橋に現れたのだ。人手不足は負傷者の看護も儘ならぬほどなのだ。
「サンマロかセイラを呼び出してくれ。リュウをベッドに!」
 二言、三言の会話もリュウには重荷だった。大きな体を小さく丸めて苦しむ姿に、俺は慌てた。ミライがモニターへと駆け出していく。
「ブライト……」
「リュウ、もういい。喋るなっ」
 だが、いきなり、腕を掴まれ、引き寄せられた。とても、重傷者とは思えぬほどの力だが、いい加減にしろと、喉元まで出かかった、が。
「おい…っ」
「聞けよ、ブライト……。いいか、俺たちが元々、軍人だからってな、引け目も負い目も…感じる必要は、ないんだぞ」
「な、に?」
 言いたいことがよく理解らない……。
「だから……何でも、一人で背負いすぎるな。無理は、するもんじゃ、ない。……でないと、お前も…潰れちまうぞ」
「だ、誰が無理など──」
 無理をしているなど、認めたくはない……。
 だが、その心理をリュウは読んでいた。
「認めたくないのは、怖いからだろう……でもな、俺はお前には、俺みたいな目に…遭ってほしくはないんだよ」
「っ……」
「こうなってから、解っても…遅いんだぜ、ブライト」
 痛みに脂汗を流しながら、リュウは笑ったものだ。
 俺は……返す言葉すら、なく……、
 なぜか、身動きもできなくて……。
 担架を携えたサンマロたちが飛び込んでこなければ、凍りついたように、その場にずっと……。
「リュウさんっ、何て無茶をするんですっっ!」
「急いで!」
 にわかに艦橋は騒がしくなった。
 いつの間に離れたのか、俺はサンマロやセイラに囲まれたリュウを、茫然と見下ろしていた。
「ブライト?」
 ミライの呼びかけに、自分でも驚くほどに緊張した。
「ぁ……」
「きっと、大丈夫よ。そんなに心配しなくても」
 よほど俺は蒼褪めていたのだと思う。
 ミライの言葉はそれほどに、明らかに慰めと分かりきった言葉だったのだから。

 リュウは意識を失ったらしい。
 運ばれていくリュウに、俺は何もしてやれない……。



『こうなってから、解っても、遅いんだぜ……』

  ──お前には解っていたというのなら、何故……!?

 ランバ・ラル隊の生き残り部隊の特攻も、辛うじて防ぎ、ホワイト・ベースは戦場を離脱した。だが、艦内には危機を切り抜けた明るさなどは、皆無だった。
 クルーは傷つきながらも、飛び続ける艦体の修理を黙々と行うだけだ。
 戦闘を重ねるごとに破損箇所は増え、負傷者も増える。
 戦死者が出ては員数が減り、武器弾薬も減じる。
 当然、皺寄せは残ったクルーに大きく伸しかかるのだ。
 だが、もはや、誰一人として、苦情を漏らす者はいない。

 主を失った部屋。誰も帰る者のいない部屋。
 WBの居住区でも、そんな部屋が日に日に数を増す。
 非直に入ったブライト・ノアは自室には戻らず、そんな部屋の一室を訪れていた。

 既に一日以上が経つ。
 リュウ・ホセイがコア・ファイターで、敵のマゼラ・トップに体当たりをして……。
 信じたくはなかった。だが、それは紛れもない現実であり、この彼の部屋の寒々しさにもね裏付けられていた。逃れようのない現実なのだと。
 部屋を見回し、目が止まる。あの秘蔵品のコーヒー缶だ。
 缶を手に取り、フタを開けようとしたが、思い止まる。あの時の悪戯っ子めいた笑顔が一瞬、蘇る。
「……残っていたとしても、お前がいないんじゃな」
 それとも、淹れてやれば、戻ってくれるだろうか?
 そんな……はずはない。そんな虫のいい望みなど……。
 ブライトは缶を元の場所に戻した。
 が、不意に涙が込み上げてきた。同時に心底、信頼していた友人との様々な思い出が──そう、リュウ・ホセイは思い出の中にしか、存在しなくなってしまった。
「……何でだ……何で、お前がっっ」

  時を巻き戻せたら、過ちを繰り返さずに済むだろうか?
  皆がいたのに、重傷のお前を逝かせる状況を作った。
  判断を誤ったのか?
  指揮を違えたのか?
  焦りか、迷いか、狂わせるものは!?

『引け目も負い目も感じる必要はないんだ』
『こうなってから、解っても……』

  ならば、なぜ、生を捨てたのだ!
  責務だといわんばかりに、無理を押して……。

 相手がもう、答えられないのだと解っていても、ブライトは空に向かって、問うしかなかった。
 欲する答えなど、ありはしないものを。
 自分がこんなにも泣けるのが不思議でならない。コロニー墜しで、サイドの両親も故郷の親類も友人たちも絶望だと思い知らされた時ですら、これほど、涙は出なかったものを!
 こんなにも、こんなにも自分は脆い。
  だから、傍にいて、支えてほしかった。
  ただ、生きてさえいてくれれば……!!


 ──遠くで煩わしい音が鳴っている。その癇に障る機械的な音に、眠っていた意識が覚醒を強いられたものの、どうも、頭がぼんやりしていた。
 だが、しばらくして、けたたましく鳴り続ける音が警報だと気付き、ブライトは慌てて跳ね起きた。
 あのまま、リュウの部屋のベッドで眠ってしまったらしい。反射的にモニターに手を伸ばす。主のない部屋でもモニターはまだ、死んではいない。
「ブリッジ!」
「ブライト? どこで、何しているのっ!」
 セイラの本気の叱責には答えようもない。
「す、済まん。敵襲か?」
「当たり前でしょう! 早く、上がってきてっ」
 セイラは他のモニターに向かっても、指示しているようだ。その背後から、ミライやマーカー、オスカの声も入ってくる。
「ずぐに行く」
 モニターを消し、ベッドから下りようとしたが、
「……え?」
 どうしたものか、バランスを崩し、倒れ込んでしまった。
 強かに打ちつけた肩を押さえ、顔を上げた瞬間、視界が霞むように揺れるのを初めてブライトは自覚した。それだけではない。身体が思うように動かなくなっている?
『でないと、お前も潰れちまうぞ』

 まただ。幻聴のように蘇る。
 まさか、今か? 今がその時なのか?
 恐ろしい疑問が掠めていく。
 だが、あの時、ブライトは否定したかったのだ。
「……冗談じゃ、ない」
 思いに縋るしかない。今まで、そうしてきたように。
 リュウが命を賭して、守ってくれたのだ。
 このホワイト・ベースも、この命も。
 だから、絶対に失うわけにはいかない。
 たとえ、どんな無理を通しても……


 だが、限界を遥かに超えた無理が通るはずもなかった。
 それは脆くも崩れる砂上の楼閣に他ならず……。
 護るべき艦を、更なる窮地に追い込んでいくとも知らずに──!
 いや、知ってはいたのかもしれない。

 それでも、他に信じられるものは、なかった……。

《了》

(前編)へ




“矛盾”という世界

 記念すべきサイト開設・第一作の本作品は輝の『ガンダム』処女作でもあります。
 95年8月に『矛盾』のタイトルで纏めたコピー誌は今回の『前編』に当たる箇所だけで、まだ『ガンダム』で活動する予定もなかったため、作ったのは三部だけの(しかも、一部は自分用)いわば、限定少部数無料配布本でした。
 それを読まれた一人、白鳥恵さんが気に入って下さり、翌96年夏コミ発行本にゲスト作として、載せて頂きました。その際、『後編』部分の加筆を行い、タイトルも改題したものでした。
 『革命戦記』発行本には未収録で、既に白鳥さんの御本も完売された今は『幻の作品』となっていたものなので、更に改稿を重ね、開設第一弾としたのですが、何しろ、大本は6年前の作品です。今以上に未熟な点が目立ち、特に構成については“ほとんどブライトとリュウしか出ていない”割には“案外、長い話”という代物です。
 しかしながら、今回の改稿でも特に明らかな設定上の誤りやネット向きに漢字をカナに改める、くらいに留めました。全面改稿では別の作品になってしまいかねず、6年前の『出発点』としての本作品を失いたくないとも思ったからです。
 そして、当時より現在まで変わらないテーマらしきものも一応はありました。
 コピー誌の冒頭に掲げられた一文に──『戦後五十年の夏』と……。

 95年は終戦五十周年に当たり、かつての戦争の話題が例年よりも大きく取り上げられていたものでした。戦後世代であっても、考えてみることはできるはず、という思いもあり、ブライトの視点で想像してみたのがこの作品の原型であり、それは未だに変わりません。(ブライトのみならず、輝の作品のキャラ全てに、その役割はあります)
 しかし、その見直しを進めている間に、あの世界を震撼させた脅威的な大事件が起こりました。いうまでもなく、『NY同時多発テロ』です。
 世界貿易センタービルに突っ込む航空機……民間の旅客機を兵器代わりとした光景に、『ガンダム』における『コロニー堕し』を連想した方は『ガンダム』ファンであれば、ほとんどであろうと推測します。『絵空事』とはいえ、『人の住む人工の大地』を質量爆弾と化した『コロニー堕し』は規模こそ違え、今回のテロと全く同質のものでしょう。そして、それは『人が発想し、行動し、成し得るもの』であることも明らかになったわけです。何より、それが衝撃的であり、恐ろしいことだと思いました。
 現在、アメリカは報復に向け、挙国一致体制に入りつつあります。(むろん、反対派の存在も皆無ではありませんが、小さき声であるのも事実です) しかし、武力によるテロの完全撲滅が可能とは信じられませんし、連鎖を生むとしか思えません。そのものが前例ともなるわけですから、報復には報復が返るだけでしょう。
 では、どうすべきか? と問われれば、確かに難しい問題です。ただ、どんなに理想的であっても、テロが起きるには背景に『理由』があるはずです。『ガンダム』に準えれば、『スペース・ノイドに対する連邦の姿勢』といったものが根本とされます。むろん、だからといって、大量虐殺である『コロニーへのガス攻撃』や『コロニー堕し』が正論化されるとは思いません。そこで、『交渉』を諦めるべきではないと信じます。
 現実問題としても、イスラムや中東問題は根が深く、アメリカ・イギリスなども関与しています。だからこそ、標的に選ばれたのでしょうが、やはり第一に被害を受けるのは民間人でしょう。それこそが『恐怖を喚起する』というテロの持つ力でもあるのですが、『恐怖より憎悪を』『憎悪が憎悪を生む』ことも確かにあるようです。『殴られたら、殴り返す』──それもまた、恐ろしい発想だと考えつつも、仕方がないと思ってしまう自分の一面も否定しきれません。これは自分などに止められるわけがない、という諦めなのかもしれませんが、確かに『一矢、報いる』という考え方もあるのです。
 『砂の十字架』で、ブライトやリュウに取らせた言動にも、そんな面があるのは疑いありません。それが輝の創作であっても……。いや、だからこそ、その認識は輝自身にとっても、非常に重いものでした。
 といって、今回の改稿で、その箇所を完全に抹消し、書き直すことはできませんでした。大袈裟な言い様ですが、5,6年前から現在まで書き続けてきた輝なりのブライトたちガンダム・キャラと『ガンダム』という作品そのものへの接し方全てを根幹から覆しかねない行為と考えるからです。ですから、その箇所だけでなく、全作品に対する御指摘なども全て受け止めるしかありません。それがどんなに厳しいものであったとしても……。

 ただ、改稿する上で、どうしても設定を変えざるを得ない点もありました。それもまた『コロニー堕し』に関する記述でした。
 輝版ブライトはコロニー堕しを見ている、という基本設定があります。しかし、執筆当時の輝は『ガンダム』を離れて久しく、一度きりの(予定の)短編を書くに当たり、それ以前に持っていた知識と小説・ムックなどのみを参考としてしまったのです。
 つまり、『コロニーがシドニーに落ちた』という設定さえ知らなかったのです。この後に『0083』をやっとこ観た輝が内心「しまったーっ!!」と絶叫したのはいうまでもありません。その上、『コロニーの大気圏突入コース』までがあると知り、もう冷汗ダラダラ。コロニーはヨーロッパ上空を通っていない!? 辻褄合わせに非常に悩みました。
 ブライトがコロニー堕しを見ているのは外せない。しかし、東欧にいてはコロニー本体を見るのは不可能。だからといって、目撃できる場所に変えるのは御都合すぎる。そもそも、設定は違うが、基本的なところは同じだろうと思い込み、小説版の『第一のコロニーはNY(!?)に落ちた』という記述に沿ったのが甘かったか(つまり、他の都市にも落ちたと解釈した)。でも、『フォウ・ストーリー』でも『トーキョーに落ちた』とあるし、別設定で突っ走るか。と悩みに悩む。
 ところが困ったことに、輝は『外伝・コロニーの落ちた地で…』にも思い入れが強く、『唯一、コロニーの直撃を受けたオーストラリア』の舞台設定も動かしがたく……。苦肉の策で『アラビア上空で分解したコロニーの大半はオーストラリアに、一部の(並みの大きさではない)破片は地球各地に四散』との点に縋りつきました。ブライトが見たのはそれらの流星群のような光景、ということになります。……ただ『破片は北米や太平洋に落ちた』てな設定もあるみたいですけど、もう知らないフリ!!(させてくりぃ)
 まぁ、インパクトや影響力は大分、異なるでしょうが、そのために家族を亡くしたのは(輝版ブライトの場合)変わりませんし、そう改めることにします。輝の拙作に本誌ではイラストを描いて頂いた白鳥さんには平謝りするしかありませんが……圧迫感溢れるコロニー!! Ark☆にゃ、とても描けん。

 こうやって、後で設定が判明ったり、新たに加えられたりするのも(調査不足なだけか?)困りものですが、他については輝版オリジナル設定を通します。組織の内部事情とか戦争背景なんてのは以前は余り見られなかったけど、『20周年』の刊行ラッシュで、その類の本も結構、出ましたからね。(あんま買わんかったけど。何か、違う…と感じられて)
 それ(=輝版オリジナル)でも構わないと思われたら、今後もお付き合い頂けますよう、ひたすら願うばかりです。

     付 記・全ての犠牲者の方々に哀悼を
            そして、これ以上の犠牲のなきことを…

2001/10/04  輝−Hikaru−


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